2016年2月12日
たまには…
通常は
定休日でも祭日ですと
営業させていただいておりますが
納めた檀上花やらスタンド花やらを
別の会場まで運搬してほしいというご依頼があったりで
11日は思い切って
お休みにしてしまいました
そして
市場でよくお話させていただくお花屋さんの作品展へ
エントランスから感動の嵐でして
生徒さんによる共同作品
こちらは
お手伝いにいらしていたお花屋さんが
ささっと数分で仕上げてしまった作品
鳥かごのアレンジ
コサージュというバラを使ったブーケ
がっちり色々と
お勉強させていただいてしまいました
どちらからしても
継続するということは大きな力になることを
改めて感じることができた時間でした
そして
この日が来なければ…と
思っていた日が近づいてきてしまいました
もうすぐ閉店してしまわれる
お花屋さんへご挨拶へ
ちょっとしたご縁から声をかけていただいて
いろいろなノウハウを教えて頂いたり
困ったときに駆け込んだり
相談に乗って頂いたり
とかく大風呂敷を広げがちな中にあって
いつも正直で実直で
ときどきおやじギャグで…
人付き合いの上手でない自分にとっては
大きな心の支えだったもので
この先不安で…
年老いていくことや
いつかはこの世を旅立っていくことや
人は儚いものだなと思ったりもしますが
若い世代に道を譲っていくことも
先を行くものの大切な役割なのだな…と
思えたりするようになってきた
この頃であります
そこの境目をどこに設けるか
それは自分自身で決めることであって
残念だとかもったいないとか
ついつい言ってしまうのは
迷惑なことなのだと…
仕入れに行っている市場も
見知っている顔を
いつの間にかお見かけしなくなり
若い方々が増えてきて
世代交代は意識せずとも
行われているのでしょう
お花屋さんを始めて間もなくは
ほぼほぼ寝ても覚めてお花屋さん一色で
その時期の俗世間の記憶もなく
知らなかった曲を
今更一人リバイバルしております
『命は始まった時からゆっくり終わっていく』
『僕が生きる今日はもっと生きたかった誰かの明日かもしれない』
このフレーズに感動して
聴くたびに
鼻がジーンとしてしまい
よし!!!
明日からもっと頑張るぞっ
と思うのですが
これがなかなか
ままなりません
明るく 楽しく 美しく
をモットーにして参りましたが
今回だけ…